認知バイアス

原典解説

利用可能性ヒューリスティックの正体は?|Schwarz 1991 で「中身」と「楽さ」を引き剥がす

検索容易性とは、「思い出す楽さ」そのものを判断材料に使う心の働き。Schwarz(1991)の原典から、6個と12個の想起実験で利用可能性ヒューリスティックの「中身」と「楽さ」を引き剥がし、誤帰属で楽さだけを抜く背理法までを解説します。
原典解説

自己中心バイアスとは|Ross & Sicoly 1979 原典で読む「自分ばかり貢献」の心理

自己中心バイアスとは、自分の貢献ほど思い出しやすく、共同作業の責任を相手が認める以上に多く見積もる心のクセ。Ross & Sicoly(1979)の原典から、夫婦の家事分担で責任を足すと100%を超える実験を追い、記憶の偏りが責任感を歪める仕組みと限界を解説します。
原典解説

利用可能性ヒューリスティックとは|Tversky & Kahneman 1973 原典で読み解く

利用可能性ヒューリスティックとは、思い出しやすさで頻度や確率を判断する心の近道。Tversky & Kahneman(1973)の原典から、Kで始まる語や有名人の名前の実験を追い、「楽に思い出せる」が「多い」にすり替わる仕組みと落とし穴を解説します。
原典解説

ダニング=クルーガー効果を原典から解説|全5回シリーズ+Q&A

ダニング=クルーガー効果の原典と反論を5本の論文で追跡。「できない人ほど自信がある」は本当か?メタ認知仮説vs統計アーティファクト説の論争を、原典ベースで解説するシリーズまとめ
原典解説

【ダニングクルーガー効果】メタ認知を精密に測ると「二重の呪い」が崩れた McIntosh(2022)

ダニング=クルーガー効果のメタ認知仮説を精密に検証。151人の実験で「できない人は自信過剰」の通説が覆り、パス解析でメタ認知の寄与はほぼゼロと判明。前回Jansen(2021)の結論と真っ向から対立する、シリーズ第5回。
原典解説

ダニング=クルーガー効果は「難しいタスク」で逆転する──Burson(2006) 解説

ダニング=クルーガー効果は簡単な課題でだけ成り立つ?Burson et al. (2006) は課題の難易度を操作し、「難しい課題では優秀な人ほどズレる」ことを実証。ノイズ+バイアスモデルで原典論文を読み解きます。
原典解説

ダニング=クルーガー効果の原因はメタ認知ではない?──反論論文解説【Krueger 2002】

ダニング=クルーガー効果の原因は本当にメタ認知の欠如か?Krueger & Mueller (2002) の追試論文を原典から解説。回帰効果と平均以上効果だけで非対称な誤差を説明できるか、5つの媒介変数の検証結果まで詳しく読み解きます。
原典解説

スポットライト効果とは?「誰も見てない」は本当か──原論文5実験を読み解く

「自分ばかり見られている気がする」のはなぜ? 心理学者ギロヴィッチの原論文(2000年)に基づき、スポットライト効果の5つの実験結果、原因であるアンカリング調整の仕組み、効果が当てはまらない場面、逆スポットライト効果まで網羅的に解説します。
原典解説

コントロールの錯覚とは?|Langer (1975) 原論文から徹底解説

「俺は事故らない」その自信、根拠ありますか?心理学者ランガーが1975年に発表した「コントロールの錯覚」を原論文の6実験から解説。運ゲーで自信過剰になる4つの要因とは。